コンビニの心理学

くわかぶ日記です

仕事で若者たちに学問の話をするとき、身近なコンビニを例に出すことがあります。

タイトルでは心理学としましたが、行動科学の分野のお話になります。

では、実際にコンビニを思い浮かべてみてください。

外から見るとコンビニはどんな感じですか?

一番最初に目に飛び込む大きなガラス越しに見えるものがあります。

そう、本棚です。

ローソン、セブンイレブン、ファミリーマート、セイコーマートとどこのコンビニでも窓際には本棚が見えます。

違う会社なのに同じだなんて!なんで!?

って考えるのが大事。

コンビニの商品の中で手に取ってから棚に戻すまで一番時間をかけて戻す「本」

つまり一定時間その場にとどまってくれることがそこに本棚がある理由。

外からほかの人が見た時に人がいる仕組みがそこにあります。

じゃあ、人がいると何がいいの?

って考える。

がらんとした客のいない店に入るには勇気がいる。

外から見て安心できるお客さんがいる店にすることで、ほかの客を引き寄せているわけです。

コンビニで一番奥にあるのは?

飲み物や弁当です。

一番コンビニに買いに行くものを思い出すとわかりますね。

一番売れるものは奥に。

そうすれば店内を回遊してくれます。

飲み物買ったらレジで待ち構える茶色の揚げ物たち。

今一番売りたいものはレジから振り返ったエンドにある。

お酒のそばにはつまみを置く。

などなど。

あの狭い空間にはたくさんの知恵がつまってる。

自分で選択してると思い込んでいたけど、実はお店の策略にどっぷりはまっていた。

なんてことがけっこうあるもんです。

普段何気なく使っているお店に行くとき、どんな工夫が隠れているのか考えながら買い物すると楽しいですよ。

便利になった世のなかについて、その裏にはたくさんの人が考えた知恵が隠れていることを知ると、生きることが楽しくなる。

隠れていたものが見えるようになる感覚はわくわく、どきどきします。

あぁ!!だからここに置いてるのか!!って興味が出てきた!

って思ってもらえたら、その学生が学ぶ意味が醸成されるのかなと思います。

自分の子どもたちにもこういう話を聞かせながら考える大人になってほしいなと思います。

学ぶって楽しい!

知っているって楽しい!

景色が変わる経験をさせてあげたい!

若者たちの輝く眼差しを見ると私は教育に携わることができて幸せだなぁと思うのでした。

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