くわかぶ日記です🙇♂️
私がNISAで投資を始めて10年弱。
一応こんな電子書籍も出したりしてます👇
興味がおありでしたら読んでみてください🙇♂️
さて、今年から、新NISAが始まりました。
周りにも投資を始めた人がちらほら。
でも勘違いしてたり、無駄なコスト払わされて儲けが減ってたりする人が散見されるので、今日はNISAで投資を始めたばかりの人が陥りがちな間違いについて記事にしてみました。
NISA(少額投資非課税制度)は、税金がかからないメリットがあるため、多くの人が投資を始めるきっかけとして利用しています。
しかし、初心者が知識不足や誤解によって陥りがちな間違いも多く、これが原因で損失を出してしまうこともあります。
ここでは、初心者が注意すべきポイントとその対策をわかりやすく解説したいと思います。
1. 短期で儲けようとする
NISAは長期投資に向いている制度です。しかし、初心者の中には「すぐに儲けたい」という思いから、短期的に価格が動きやすい株や投資信託を売買してしまう人がいます。
なぜ問題なのか?
- 短期売買は値動きを読むのが難しく、損をするリスクが高い。プロですら難しいのにわたしたちのような一般人が勝てるわけがありません。
対策
- 長期投資を前提に銘柄を選ぶ。特に、分散投資が効いたインデックス型の投資信託がオススメです。
商品選びに困ったらこちら👇
- 毎月コツコツ積み立てるスタイルで、「短期で利益を狙う」という考えを捨てる。
2. 手数料が高い商品を選ぶ
NISA枠で投資する商品には、購入手数料や運用管理費用(信託報酬)がかかる場合があります。
これを軽視してしまうと、利益を大きく削られる可能性があります。
なぜ問題なのか?
- 手数料の高い商品を選ぶと、長期投資であっても複利効果が十分に得られません。つまり資産が増えるスピードが遅くなります。
- 初心者が「なんとなく」で選んだ商品に高いコストが隠れていることが多い。人気がある商品でもコストが高いものもあります。
対策
- 手数料が安い商品を選ぶ。特にインデックスファンドやETFはコストが低く、長期運用に適しています。
- 商品説明書(目論見書)で「信託報酬」の割合を確認し、年0.1%程度を基準としてら低コスト商品を選ぶようにしましょう。
最近では競争が高まってさらにコストが安い商品が出てきてるので適宜比較してください!中にはコストが0.1%を大幅に切ってる商品もあります。
3. リスクを考えずに1つの商品に集中投資する
「これが良さそう」と感じた商品にすべての資金を集中してしまうのもよくある間違いです。
なぜ問題なのか?
- 1つの商品に集中すると、その商品が値下がりしたときのリスクが非常に高くなります。
卵はひとつのカゴに盛るなという言葉があるとおりで、ひとつのカゴに入れて落としてしまったら、全ての卵が割れて無くなりますが、分散しておけば違うカゴの卵は守られることになります。
- 特に株式やテーマ型の投資信託は値動きが激しく、初心者にはリスク管理が難しい。
投資信託といっても6000種類ほどあります(2022年)。色々な種類がある中で先程紹介したファンドオブザイヤーに選ばれる商品は投資家を裏切りませんので困ったらファンドオブザイヤー上位銘柄を基準にしてみてください。
対策
- 分散投資を心がける。複数の商品や地域、資産クラス(株式、債券など)に分散して投資することでリスクを軽減できます。
- 幅広い銘柄に分散されたインデックスファンドが適しています。
- 購入する時には、難しいものではなく、できるだけ自分が理解できる単純なものを選びましょう。
4. NISAの仕組みを十分理解していない
NISA口座を開設しただけで、「どの商品を買うべきか」「非課税期間のルール」などを理解しないまま始める人も少なくありません。
なぜ問題なのか?
- 新NISAは積み立て枠と成長投資枠があり、それぞれ運用できる商品が異なります。
新NISAについては以前記事にしてるのでこちらをご覧ください👇
- 切り崩すときの選択肢も事前に確認しておくと良いです。
5. 相場が下がったときに慌てて売る
投資を始めたばかりの人は、相場が下がると「損をしたくない」と慌てて売ってしまう傾向があります。狼狽売りと言われます。
なぜ問題なのか?
- 相場の上下は自然なもので、一時的な値下がりで売却してしまうと、回復時の利益を逃すことになります。
- 長期投資を目的とするNISAでは、むしろ下がったタイミングは「安く買えるチャンス」と捉えるべきです。
対策
- 値動きを気にしすぎない。長期的な成長を見込んでいるなら、一時的な下落は問題ではありません。
- 定期的に積み立てる「ドルコスト平均法」を活用し、相場に左右されない運用を心がける。
先程も説明した通り、長期投資が大事なワードです!長いこと投資していく中で値動きは呼吸のようなものです!私もおかげでコロナ禍の暴落を乗り切り当時貯蓄を崩して一気に投資に回した分が上がり続けてくれています。
6. 投資額を無理しすぎる
「もっと大きな利益を得たい」と欲張って、生活に支障が出るほどの金額を投資してしまう人もいます。
なぜ問題なのか?
- 投資は元本割れのリスクがあるため、余裕資金で行うのが基本です。
- 生活費を削ってまで投資をすると、万が一の損失が家計に大きな影響を与えます。
対策
- 余裕資金で始める。家計に影響を与えない範囲で投資額を設定しましょう。私は現金を私の収入がゼロになっても半年くらい食べていけるくらい(200万円ほど)は用意しています。
- 投資の目標を決めておき、無理をしない計画を立てることが大切です。計画を立てるなら、まず年表を書いて自分が必要となるお金がいくらなのか決めるところから始めてみましょう。
年表については以下参考に👇
https://www.jafp.or.jp/personal_finance/fresh/young_handbook/files/31-34.pdf
この年表を作ったらあとは必要な額を決めてあとは働き続けるのみ。
まとめ:初心者でも安心してNISAを活用するために
NISAは初心者でも気軽に始められる非課税制度ですが、誤った使い方をするとそのメリットを十分に活かせません。以下のポイントを押さえておきましょう。
- 長期投資を基本に考える。
- 手数料の低い商品を選ぶ。
- 分散投資でリスクを減らす。
- NISAのルールをよく理解する。
- 値動きに一喜一憂せず、焦らない。
- 無理のない範囲で投資する。
これらを意識して、少しずつ経験を積むことで、NISAの恩恵を最大限活用できるようになります。