くわかぶ日記です🙇♂️
私は10年後、定年退職してセミリタイアしたいと考えています。
そんな退職金には特別な税金控除があります。
それが、退職金控除
退職金控除の仕組みとは?
退職金控除は、退職金を受け取る際に、税負担を軽減するための制度です。退職金は通常の収入よりも優遇されており、一定額まで税金がかかりません。この控除額は勤続年数に応じて変わり、長く勤めれば控除額が増える仕組みです。
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退職金にかかる税金の計算方法! ケース別に具体例も解説
https://www.smbc.co.jp/kojin/money-viva/taisyokukin/0011/
これ説明が細かくてわかりやすかったです!
退職金控除額の計算方法
1. 勤続年数が20年以下の場合: 1年につき 40万円(最低80万円)
例:
勤続15年 → 15×40万円=600万円
2. 勤続年数が20年を超える場合: 20年分までは 40万円/年、21年目以降は 70万円/年
例:
勤続25年 → 20×40万円+5×70万円=800万円+350万円=1,150万円20×40万円+5×70万円=800万円+350万円=1,150万円
税金の計算例
- 退職金の金額:1,200万円
- 勤続年数:25年
- 控除額:1,150万円(上記計算による)
- 課税対象額:退職金 1,200万円 - 控除額 1,150万円 = 50万円
この「課税対象額」は、1/2だけが課税対象となります。
→ 課税額 = 50万円 ÷ 2 = 25万円
最後にこの金額に所得税率を適用します。たとえば、税率が10%の場合:
→ 所得税 = 25万円 × 10% = 2.5万円
iDeCo(個人型確定拠出年金)の受け取り方と退職金控除
iDeCoを受け取る際には、受け取り方法によって課税方式が異なります:
- 一時金(退職金として受け取る場合)
退職金控除が適用され、退職金と合算して計算します。 - 年金形式(分割して受け取る場合)
雑所得として扱われ、公的年金控除が適用されます。 - 一部一時金+一部年金形式
両方の制度を併用できます。
定年退職時の退職金の受け取り方
退職金の受け取り方法も選択肢があります:
- 一括受け取り
まとまった金額を受け取る方法で、退職金控除が適用されます。 - 分割受け取り
年金のように少しずつ受け取る方法で、毎年の収入として課税されます。
受け取り方の注意点
- 退職金とiDeCoを一括で受け取る場合、控除額を共有するため、合算した金額が控除額を超えると課税される可能性があります。
- iDeCoを年金形式で受け取る場合は、公的年金控除も考慮する必要があります。
iDeCo受け取りと退職金受け取りの際の注意点についてはまた別の記事で紹介することにします。
まとめ
退職金控除やiDeCoの受け取り方は、税金面での負担を減らすために非常に重要です。受け取り方を工夫することで控除を最大限に活用できます。具体的な受け取り金額や控除額を計算したい場合、事前に専門家(税理士やファイナンシャルプランナー)に相談するのもおすすめです。
iDeCo受け取り時の退職金控除について改悪がありました。
私が崇拝する両学長のYouTubeで解説がありますので以下ご覧下さい。
このようにiDeCoやNISAに関係する制度はちょくちょく変わって行くので情報収集を続けたいと思っています。
何かあればまた記事にしたいと思います。
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